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スレッド6: DVD/Audio のサンプル音源 ATOM1.0 RSS2.0 RSS1.0 FEEDアイコン
No.20: Re^2: HUD-mx1について   [No.19への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/07/25 21:04
名前: カフェデTakeFive ID:WKvrZIHA

HUD-mx1について
スガラボットさん、USBオーディオに関心のある皆様へ

またHUD-mx1について進展がありましたので、お知らせします。
1.WindowsXPノートパソコンにてSound Player Lilithに続いてfoobar2000(v1.0)とFrieve Audio(v1.19)でもASIO4ALL設定出来ました。
今回ASIO4ALL設定をしていく中で初めて理解した事ですが、
ASIO4ALL設定の場合24bit_96kHzWAVサウンドまでしか対応しておらず、24bit_192kHzWAVサウンドのデジタル再生出力がUSB_OUTから取り出せていない事が判明しました。

foobar2000(v1.0)
HUD-mx1で再生出来たサウンド出力モード
 DS : Audist HUD-mx1
 ASIO :ASIO4ALL v2(ASIO Vitual Devices :ASIO4ALL v2)
foobar2000(v1.0)の場合、他のソフトと違って24bit_192kHzWAVサウンドは下記のエラーメッセージが出て再生しません。
Unrecoverable playback error: The ASIO device does not support specified sample rate (192000Hz); please configure resampler appropriately
foobar2000(v1.0)でのASIO4ALLの設定はこちらが参考になります。
http://d.hatena.ne.jp/garlic0823/20081016/p2
http://japannewss.wordpress.com/2009/11/08/asio4all-%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90%E3%82%92foobar2000%E3%81%A7%E4%BD%BF%E3%81%86%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%80%81%E8%A8%AD%E5%AE%9A/

Frieve Audio(v1.19)
HUD-mx1で再生出来たサウンド出力モード
オーディオ出力 : 標準  
 標準ドライバ  : Audist HUD-mx1
 オーディオ出力=ASIO : 標準ドライバ=Audist HUD-mx1 :ASIOドライバ=ASIO4ALL v2 : 出力デバイスのアサイン=オーディオデバイス1 
ASIOの設定の際、使用周波数の176400,192000には絶対にチェックを入れない事
「出力デバイスのアサイン=オーディオデバイス1」を絶対に選択し入れる事
これで24bit_192kHzWAVサウンドも音が割れずに再生出来ます。但し、この時もPC出力は24bit_96kHzWAVサウンドになります。
同様にSound Player Lilith (0.991b Final Retail→0.992 Test Release)もASIO4ALL設定で24bit_192kHzWAVサウンドを再生出来ますが、PC出力は24bit_96kHzWAVサウンドになっている様です。

以上、初歩的な私の設定ミスもありましたが、何とかWindowsXPノートパソコンとHUD-mx1の組合せによるASIO4ALLの設定が三つの音楽プレーヤーで完了しました。
どのソフトも音が良いと評判ですので、ASIO4ALL設定のサウンドは聴き応えがあります。

次にASIO4ALL設定を止めて24bit_192kHzWAVサウンドを再生してもパソコンの中ではあたかも24bit_192kHzWAVサウンドを再生しているようでも、
これが必ずしも24bit_192kHzWAVサウンドのデジタル出力としてUSB_OUTから取り出せていないのではないかと云う疑問が湧いてきました。
それで、この三つの音楽プレーヤーをWindows7据置パソコンに入れて、下記の確認を行いました。

(1)WASAPI設定でiTunes以外にこの三つの音楽プレーヤーでも有効に働くかどうか。
(2)この三つの音楽プレーヤーでASIO4ALL設定が出来るかどうか。
(3)Windows7据置パソコンとHUD-mx1の接続に於いて、USB_OUTからHUD-mx1に対して24bit_192kHzWAVサウンドのデジタル信号出力が取り出せるか。

結果は惨憺たるもので、
(1)WASAPI設定が出来ない。
core2,core2duoでないと駄目と云う書き込みも散見されており、AMD AthlonⅡ搭載の我が家のWindows7据置パソコンは駄目なのかも知れません。
真偽は定かでなくこのように断定するのは早計ですが、WASAPI設定が出来ないのは正直がっかりでした。 
(2)ASIO4ALL設定ではうまく動作しない。
この三つの音楽プレーヤーで注意深くASIO4ALL設定を試みましたが、同じ不具合症状を呈します。
「再生がゆっくりとなり、音が歪む」
「HUD-mx1のインジケーターが接続完了時のオレンジと再生時のグリーンを速いスピードで切り替わる」
「パソコン画面右下のASIO4ALLミニアイコンが正常動作時はグリーンなのが、赤色のカラー表示となる」
Windows7ではASIO4ALL設定がうまく動作するケースとうまく動作しないケース、どちらもの書き込みもあります。
あるいはまだ設定し切れていない項目があるのかも知れません。
(3)Windows7据置パソコンとHUD-mx1の接続に於いては、USB_OUTからHUD-mx1に対して24bit_96kHzWAVサウンドまでの設定しか出来ない。
これはASIO4ALL設定でも、ASIO4ALL設定を外しても同じでした。
CPのコントロールパネル-サウンド-SPDIFインターフェース-サポートされている形式-サンプルレートが「96KHz」までとなっています。
またSPDIFインターフェース-詳細も「2チャンネル、24ビット、96000Hz(スタジオの音質)」までとなっています。
つまりこれはカタログスペック通りで、パソコン上で24bit_192kHzWAVサウンドが再生出来たとしても、パソコンからは24bit_96kHzデジタル出力までしか取り出せない事になります。
DVD Audioプレーヤーで96/192kHz DVD Audio ディスクを再生しても、デジタル出力は44.1/48kHzしか取り出せないと云うのによく似ています。
私が「192kHz/24Bit/WAV音源が再生可能である」と申し上げ、あたかもHUD-mx1までもが192kHz/24Bit/WAV音源を再生処理可能な機器と判断したのは明らかに誤りの様です。
WindowsXPノートパソコンでは、このコントロールパネル-サウンドでは確認が出来ませんでしたが、同様の事が考えられます。
「192kHz/24Bit/WAV音源が再生可能である」と申し上げたのはやはり誤りであり、PC出力=HUD-mx1 USB入力を考慮した内容でないとまずいと思いました。
ここで深くお詫びして、訂正させて戴きます。申し訳ありませんでした。
一体いつになれば、高音質192kHz/24Bit/WAV音源が再生可能となるUSBオーディオ環境が構築できるのか、
どちらかと云えば「発展途上」と云うよりも「退歩」となってしまった我が家のUSBオーディオ環境に今は愕然としています。
まあしかし、ならば今あるWindows7据置パソコンをUSBオーディオのメインに据える事はせず、WindowsXPノートパソコンをしばらく使い続け、
いずれ更新する際にはよく検討・吟味してから次期パソコンの選定をしようかと思います。
取り敢えず、スガラボットさんからご提供戴いた24bit_96kHzWAVサウンドまではきっちり再生出来る環境が整ったという風に、今は前向きに捉えたいと思います。
もうあとは、USB3.0で且つ192kHz/24Bit/WAV音源が再生可能な機器の発売まで待つ事にします。
市場は3D対応に明け暮れているのが理由かどうか判りませんが、USB3.0対応機器が遅れているように私には見えるのがちょっと気になりますが。

またまた、長文・駄文のiPodオヤジでした。
では、また。
No.21: Re^4: M2TECH hiFace について   [No.8への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/07/26 17:16
名前: qilinaabc ID:bqifLq3. メールを送信する

DVDから素敵な動画画面をキャプチャーして、保存したいですか?では、4Media DVD画面キャプチャ Macを体験してみましょう。このDVDスクリーンキャプチャーfor MacはDVD映画それともDVDフォルダから画像を抽出して、静態形式(PEG、 PNG、GIF、BMPなど)とアニメのGIF形式、及びフラッシェ、HTMLページに保存する簡単な方法を提供します。

4Media Mac DVD画面キャプチャーはDVDフレームを抽出するように、バッチキャプチャーとシングルスナップショットを両方ともサポートします。さらに、特定の画像一覧で、プレビュー撮影した画像をプレビューするのが可能になります。すると、フレームによってより正確に写真を抽出することができます。4Media DVD画面キャプチャ Macを使って、お客様は好きなDVD画面を外れないで、次々と楽しめます。
http://www.mp4converter.jp/dvd-frame-capture-mac.html(/--)
No.22: Re: Upconv について   [No.13への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/08/15 21:13
名前: カフェデTakeFive ID:IN2R7XKU

スガラボットさん、USBオーディオに関心のある皆様へ

Upconvがバージョンアップされました。
upconv0.4.0がこちらからダウンロードできます。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA018963/upconv_04x.htm

>upconv0.4.0は以下の機能に対応しました
>
>大きなファイルを分割、結合する機能
>スピーカー用の調整(実験中)
>2コア以上のマルチコア対応

前回、レポートした件は「プリセットファイルが正しく保存されない問題の修正」として対応戴いているようです。
私が確認した限り、Default表示も消える事はありませんでした。
演算処理スピードもアップされているようです。
今回、私が特に気になるupconv0.4.0の追加機能は「スピーカー用の調整(実験中)」です。
ICレコーダーや、PCのマイクが必要になりますが、スピーカーから出ている周波数特性を測定し、
そのデータから周波数特性を補正した内容での高域補間を併せて実施してくれる機能の様です。
詳細はUpconv.txtをご参照下さい。
うまく使いこなせたら、リスニングルームの欠点をも補った夢のリスニング環境が構築出来そうです。
但し、実験中との記載もあり、使いこなしには苦労するやも知れません。
ソフト開発者のコメントも併せて、掲載させて戴きます。

>この機能は実験中ですので、注意して使用してください(現在は高域がきんきんした感じになってしまいます)。

これとよく似た機能に対応したソフトがFrieve Audio(v1.19)で、「マイクを使った音響特性の自動測定機能」を持っています。
また、Frieve Audio のシュアウェア(3,200円)/ Frieve Audio M-Classでは
「直線位相FIRフィルタにより音響特性を補正する自動音響特性補正機能(M-Classのみ)を持っています。
こちらもほぼ同様の事ができるのかと私は勝手に推定しますが、
従来、グライコを使って自らが聴き比べしながら、手探りで行っていたオーディオルームの音響特性補正が
自動でしかも高域補間を含めた形で達成できるとは凄い時代を迎えたものだなと驚いています。

ただ、今の所、私は早く自分なりのオリジナルの高域補間モードを決定し、それに基づいてCD名盤の高域補間を本格的に始めるのが先決かと考えています。

少し、話は変わりますが、
CDが売り出され、CDの音質が決して良くないと気付いた時点からこの高域補間は様々な取り組みがなされて来たようです。
その最終形として、私はビクターが開発したエクステンドK2プロセシング(略称EX-K2)を高く評価していますし、今後もこの技術は生き残ると確信しています。
詳細はMJ2008年7月号「帯域拡張技術」の変遷(P84~93)でも紹介されています。
超音波成分を加算するのが目的でなく帯域制限前のアナログ信号に近づける演算処理をしたら、結果として超音波成分が付加されると云う仕組みだそうです。
なんと失われた高域スペクトラムの復元率は90%以上との事でこれはかなり期待が持てます。
ビクターの製品ではXP-DA999,XL-Z999EX,XV-D9000等にこの技術が導入されたと報告されています。
実はこのEX-K2の技術を導入したDAコンバーターが最近になって他社からも発売されています。
フェーズテックHD-7A(定価273,000円)です。MJ2010年4月号(P6~9)にその解説記事が掲載されています。
エクステンドK2 Ver.2プロセッサーJCV8009が採用され、44.1kHzや48kHzの16ビットデータを4倍にアップサンプリングして帯域拡張やビット拡張を行うそうです。
モードスイッチでOFF/K2(帯域拡張)16ビット/K2(帯域拡張)20ビットの3段階に切り替えられるそうです。
K2モードを選択すると、「CDからSACDのような臨場感あふれる迫真サウンドが再生されるのだ。」とライター柴崎氏の高い評価が記されています。
私も高音質音源が手軽に入手出来ない現状を打破する技術商品ではないかととても魅力を感じましたが、
ジッターレス伝送に力を入れたためかUSB入力もOPTICAL入力も96kHz24bitまでの対応としかなっておらず、今回は断念しました。
Upconvのような微調整は出来ませんが、気軽にしかも本格的な「帯域拡張技術」の恩恵を楽しめる製品として私は今後も注目したいと思います。

先日、ミュージックバードからPCMデジタル放送サービス中止の案内が届きました。
2011年7月31日でサービスが停止するそうです。
色々と理由はあるようですが、契約者の減少に歯止めがかからない事も一因のようです。
時代の流れでしょうか。致し方ありません。
ミュージックバードの音質向上の為、私はDAコンバーターの導入をしたり、光ケーブルを交換したりしました。
最新の音楽情報を入手出来る高音質デジタル放送システムとしていつも期待していただけに残念です。
あと1年ですが、ミュージックバードの放送をしっかり楽しみたいと思っています。

次回はSONYのヘッドホンMDR-SA5000のレポートをさせて戴きます。
SACD再生を意識して開発されたSONYの意欲作ですが、ほぼ3週間ほど使用しました。

またまた、長文・駄文のiPodオヤジでした。
では、また。
No.23: SONYのヘッドホンMDR-SA5000について   [No.20への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/09/06 22:34
名前: カフェデTakeFive ID:pyALDSJY

SONYのヘッドホンMDR-SA5000について

スガラボットさん、USBオーディオに関心のある皆様へ

お久し振りです。
今回はSONYのヘッドホンMDR-SA5000についての使用レポートです。
SACD再生を意識して開発されたSONYの意欲作で、高域周波数帯域がSACDの100KHzをクリアーしています。
もし24Bit/192KHzサンプリングであれば96kHzまで再生出来るオーディオ環境が必要となります。
ヘッドホンではSONY以外でこの帯域まで対応している製品がなく、今回は迷わずSONYを選択しました。

再生周波数帯域 5Hz~110kHz
インピーダンス 70 Ω
音圧感度 102 db ドライバ口径 50 mm
コード長 3.5 m 重量 260 g

アルミ塗装製のヘッドホンスタンドも付属しており、ヘッドホンも実に高級感が漂っています。
早速、HUD-mx1に接続して聴いたのですが、これがラジカセを聴いているようで、耳にうるさくて長く聴き続ける事が出来ません。
スガラボットさん提供の音源もバイオリンが耳に突き刺さる感じでした。
何が悪いのか、これはSONYのヘッドホンMDR-SA5000を選択したのが間違いだったのかと冷や汗ものでした。
他の機器に接続してみると、
SUNVALLEY SV-192Sに接続して、やっと落ち着いて音楽が聴けるようになりました。
ヤマハのプリアンプに接続するとやや硬くやはり物足りません。
ヤマハもオペアンプ4558が使われ、HUD-mx1もやはりオペアンプだけでヘッドホンを駆動しています。
その点、SUNVALLEY SV-192Sは電源もしっかりしており、ヘッドホン駆動回路も良いのだろうと思います。

それでHUD-mx1に対して次の改善を試みてみました。
(1)HUD-mx1のSW電源を自作アナログ電源に変更しました。
HUD-mx1のSW電源の無負荷での電源ノイズを確認すると、何とデジボルで3.9mVでオシロで0.35Vp-pのノコギリ波が観測されました。
これをLCπ型2段フィルター付きのアナログ電源にして0.11mV(100kHz LPF onで0.025mV)まで落ちました。
この自作アナログ電源で再度聴き直すと音が激変して、随分と聞きやすくなりました。音量を上げても本当にうるさく聞こえません。
スガラボットさん提供の音源でのバイオリンの音が実に聴きやすくなりました。
デジタル機器の電源に今は安易にSW電源が採用されていますが、これは絶対に止めて欲しいと私は改めて思いました。

(2)ヘッドホンアンプを新たに追加しました。
電源変更で劇的に音質が向上しましたが、まだまだ4万円以上するヘッドホンとして私は満足できません。
MJの2010/09月号にアキュフェーズ プリアンプC3800(\1,785,000)の紹介記事が載っていました。
ヘッドホンには14石ディスクリートパワーアンプが採用されていますが、これは回路もなく真似は出ません。
ライン出力はオペアンプNJM4580+4石バッファーが搭載されている構成と紹介されています。
オペアンプだけではやはり無理があるから、4石バッファーが搭載されているのでしょう。
だったら同じ事を自分もやればいいんだと思い色々と調べました。
4石バッファーはゲインが+1でダイヤモンドバッファー回路として巷で広く流用されています。
そして、こちらのサイトでオペアンプ+ダイヤモンドバッファー回路のヘッドホンアンプの記事を見つけ、これがキットで販売されている事を知りました。
早速購入して、このヘッドホンアンプを作成しました。

nabeの雑記帳
http://nabe.blog.abk.nu/op-dbuf
単4電池2本で小型化されており、オペアンプ+ダイアモンドバッファというシンプルな回路構成です。
委託先はこちらです。残り台数が少なくなっています。
Web Shop Bispa
http://bispa.co.jp/448
ポータブルヘッドホンアンプキット説明書はこちらです。
http://bispa.co.jp/pub/img/l/000/000448-03-Y0zil_u7Oq0Y5af1cqSKbA.pdf

小さいので、私の場合、制作はとても苦労しました。
ハンダも極力少なく、ハンダ面も低くしてリードは坊主になる位にカットしなければケースに収まりません。
熱に弱い部品も多く、銀入りハンダを使ってコテの温度も極力低くして作業しました。
実はまだ、前パネルの穴加工が出来ていません。
たぶん、これはとても苦労すると思います。
まずは画用紙のような厚紙で試作し、その寸法に基づき、前パネルの加工をするつもりです。

が、出てきた音は素晴らしく全く申し分ありません。
やっと、SONYのヘッドホンMDR-SA5000を完全に鳴らし切れる様になりました。
充電池2本とはとても思えません。
電源ノイズからも解放され、音は実に「純」そのものといった感じです。
ただ、ひたすら音楽のみに没頭できます。

今、一番気に入っている構成は次の通りです。
iPod Classic + オヤイデiPodドックケーブル「HPC-D3.5b」+ ポータブルヘッドホンアンプ + MDR-SA5000
音源はCDを48kHz/16BitにUpconvしたモノです。オリジナルよりも高域がよりクリアーになっていると私は思います。
音量は十分でMDR-SA5000もiPodヘッドホンもVRが10~11時位で充分鳴ります。
いずれは96KHzWAV音源のためにHUD-mx1の自作アナログ電源にも再チャレンジしてみますが、ヘッドホンアンプはこのポータブルヘッドホンアンプを使う予定です。

ただ、このポータブルヘッドホンアンプは使いこなしに若干注意が入ります。
1.ボツ音を避けるため、VRを下げて電源のON-OFFをすること
2.出力と入力が接近していますので、ミニ・標準変換アダプターは細いSONY PC-233Sを使って下さい。ギリギリですが何とか使えます。
3.電池消耗時は完全に使い切れる前に低音の音割れが出てきます。使い切れずに電池交換しますので充電器はリフレッシュ機能付きがいいと思います。
そうなると実はサンヨーしかありません。NC-TGR03です。(でも個人的には電池はパナソニックの方が好みです。)

今回、音の良いオペアンプ+ダイアモンドバッファというシンプルな回路と電池駆動にとても魅了されました。
これをプリアンプやメインアンプの前段に利用出来ないかと私は考えています。

自作は無理だという人に、選択肢としてこちらをご紹介します。
ダイアモンドバッファはあるいは採用していないかも知れませんが、Web Shop Bispaのオリジナル完成品が近々出るみたいです。
発売は10月~11月になりそうです。
http://bispa.co.jp/blog/85
以上、ここでご紹介した内容はあくまでも個人の感想であり、絶対ではありません。参考程度として下さい。
またキット購入等はあくまでも個人の判断と責任で御願い致します。

またまた、長文・駄文のiPodオヤジでした。
では、また。
No.24: Re: SONYのヘッドホンMDR-SA5000について   [No.23への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/10/01 22:51
名前: カフェデTakeFive ID:fSmomYt2

SONYのヘッドホンMDR-SA5000について

スガラボットさん、USBオーディオに関心のある皆様へ

お久し振りです。
今回はSONYのヘッドホンMDR-SA5000についての最終レポートです。
前回はヘッドホンを聞く環境整備に終始してしまいました。
肝心のSONYのヘッドホンMDR-SA5000についての評価が十分ではありませんでした。
比較できるヘッドホンを持っていないので、MDR-SA5000を使用した感想だけ報告します。
音はナチュラルで端正な音と云えそうです。
芳醇とか艶やかさとはあまり縁がないように思いました。
これは多分に「なべさんのポータブルヘッドホンアンプ」との組合せだからかも知れません。
でもスガラボットさんご提供のバイオリンの音色は更に名器らしさが伝わり、生演奏の良さを感じさせてくれました。
SACD再生や24Bit/192KHzサンプリングWAV音源再生を考えず、24Bit/96KHzサンプリングWAV音源までを考えれば、
高域は50kHzでも充分ですから、選択出来るヘッドホンはいくらでもあると思います。
もっとSONYに対抗するヘッドホンが出て欲しいと私は思います。
今、私はこのSONYのヘッドホンMDR-SA5000の音に満足しています。
ただ、一点気になる事があり改善をして欲しいと思っています。
フレームをヘッドパッドから最大に下げても私の耳を覆わないのです。
私は大男でもありませんが、ただ幾分福耳で耳たぶ付近だけが完全に被りません。
長さ調節機構にもう少し余裕が欲しいと思いました。今は10目盛ありますが、12目盛程度は欲しいです。
きっと困る人は他にもいると思うのですが、どうでしょうか。海外では更に増えると思うのですが。

さて、「なべさんのポータブルヘッドホンアンプ」の音の良さはバッテリドライブにもあると私は思いました。
また今MJ誌ではバッテリドライブ化した金田式アンプの記事が連続して出ています。
MJ8,9月号ではバッテリードライブの金田式パワーアンプ、MJ10月号では同じくプリアンプの製作記事が紹介されています。
私もこのバッテリードライブの記事に触発されてこんな事をトライしてみました。
USB-DACのSW電源を自作アナログ電源に置き換えても、三端子レギなどに頼る限り、どうしても電源ノイズが残ります。
それでUSB-DAC "HUD-mx1"にはDC15Vが必要ですが、7.4V6600mAhのリチュウムイオン電池を2本
オンキヨーのUSB-iPodドッ"HD-S1" にはDC5Vが必要ですが、Ni-H充電池Panasonicエボルタ単3を4本で、
バッテリードライブを今試しています。
10/1にPanasonicからエボルタの新製品が出ています。単3Ni-H充電池はHHR-3MV5です。私は迷わずこれにしました。
継ぎ足し充電も可となっているようで、リフレッシュ機能付き充電器に固執する必要はないかも知れません。
さて、バッテリードライブ化した両機からは電源ノイズから解放されて、その音が激変しました。
バッテリドライブなんて「柔」でしかも「ひ弱」な音と思っていましたが、特に力強い低音が印象的で圧巻です。
MJ9月号の金田氏の感想は決して嘘ではありません。
私はそれを今回のUSB-DACのバッテリドライブで実感しました。
処で7.4V6600mAhのリチュウムイオン電池はSONYの互換バッテリーとして売られている中国製でした。
めちゃ安いのですが、その分、品質が心配です。一応、アマゾンに出店されているお店で買いましたが。
それで友人にその話をした処、下記のアドバイスがありました。

>互換バッテリーは価格が安いので私も使っていますが、日本製のセルを使用している互換バッテリーを購入することにしています。
>よく利用しているのは、ロワジャパンの通販です。

金田式アンプでも私とは違う別の中国製バッテリーを使っている記事があり、その製品よりも容量が大きく安いのでついつい手を出しました。
これは完全に失敗ですね。
ロワジャパンの通販ではNP-F960互換バッテリーでSANYOとPANASONICのセルを使用している2種類の互換バッテリーがありました。
価格は2倍位になりますが、それでもオリジナルSONYの純正品よりも安いです。
それと7.2Vと7.4Vと2種類の電圧のモノが市場には出回っていますが、電圧の低い7.2Vが新しいタイプの電池セルのようです。
私が買ったのは残念ながら、7.4Vでした。
使用回数が少なく早く駄目になる事は覚悟して、次回はロワジャパン製の互換バッテリーを必ず購入しようと思います。

下記の説明がロワジャパンNP-F960互換バッテリーの処にありました。ご参考までに。
----------------------------------------------------------------------------------------------------
■もし予備バッテリーをお捜しなら、必ず日本セルで生産のバッテリーを買いましょう。
また、リチウムイオン電池も他の電池同様、充電、放電を繰り返すと、徐々に容量は減っていきます。
日本セルはサイクル寿命が長い充放電を繰り返すサイクル特性は500回以上可能です(中国セル300回)。
使い方によっては1000回以上も可能です。一般的には500回の充放電の後、初期の容量の80%程度になります。
■大事なシャッターチャンスを逃さないためにも、予備として頼れるバッテリーを選ばれることをお薦めいたします。
----------------------------------------------------------------------------------------------------

いい音を目指して、次は金田式アンプにトライ出来たら、更に音は激変するでしょうね。
実は終段のパワーTR 2SD388を私は持っています。
音の悪いと云われているひょうたん型の2SD388Aもあります。
バッテリドライブだったら、2SD388Aも音の劣化がなく活かせるかも知れないとつい考えてしまいます。
でも、他のTR等の部品集めが大変なので、未だに踏ん切りが付きません。

最後にこのUSB機器のバッテリードライブ化は当然製品の使用範囲外の事になりますので、故障しても当然製品保証は期待できません。
また、USB機器本体だけでなく、コンピューターをも破壊する可能性も否定できません。御注意下さい。
もし仮にトライされる場合はあくまでも自己責任で御願い致します。常に電圧チェック等が肝要かと思います。

コンピューター制御されたバッテリードライブのAV機器が市販されたらいいですね。
でも昔、バッテリドライブのプリアンプかメインアンプがあったような気がします。
テクニクスとマランツでした。

またまた、長文・駄文のiPodオヤジでした。
では、また。
No.25: パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41(14.4V 3.1Ah定格容量)について   [No.24への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/10/11 08:22
名前: カフェデTakeFive ID:WpVNSj/.

パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41(14.4V 3.1Ah定格容量)について&HUD-mx1の最終使用レポート

スガラボットさん、USBオーディオに関心のある皆様へ

前回、USB-DACのバッテリードライブについてお知らせしました。
そのバッテリーに今回は日本セルを使用したロワジャパンの互換バッテリーでなく、パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41購入に至った顛末と
USB-DAC "HUD-mx1"の最終使用レポートを御報告させて戴きます。

前回USB-DAC "HUD-mx1"には中国製NP-F960/970互換バッテリー 7.4V6600mAh×2本を使用した事をお知らせしましたが、
その充電器はロワジャパン製の2種類の充電器を購入しました。
(1)SONY NP-FM50. QM71. F550. 750. 960 の モバイルチャージャー
NP-FM50-AC1 価格\1,290(送料込み、アマゾンでも購入可)
(2)ロワジャパン 組合せ式の充電器(送料込み、ロワジャパンでのみ購入可)
  12V1A SW電源 AC-1     1,000円
  充電器ベース AV       1,150円
専用プレート NP-F960-PL    500円(合計2,650円)
私はこの専用プレートを余分に2個購入し、これを二つに分解し、端子部の方を利用してバッテリーの電源取り出し用ジグとしました。
(金田式アンプではバッテリー端子に直接リード線をハンダ付けしているようですが。)
充電器との兼ね合いも考慮すると、この電源取り出し方法はうまくいったと私は思っています。
この電源取り出し用ジグを見栄え良くシャーシ等に固定する事も考えましたが、保持用のネジが細く、またプレートと電池の間の隙間はどうしても残ります。
それならば単純に布ゴム等で保持する方が確実と考え、敢えてケースには収めていません。
今はその布ゴム等の保持もしていませんが特に接続部が外れやすい等の不安はありません。
実はLi-ionバッテリー導入で一番悩むのがこの電源取り出し方法ではないでしょうか。
(1)の充電器で、購入した中国製NP-F960/970互換バッテリー 7.4V6600mAhを充電すると初期電圧が8Vくらいあり、
おそらく30%程度の軽い充電済だったと思いますが、それでも充電時間が6.5時間、もう一つは7時間以上費やしました。
使い切りの過放電前の電池であれば、更に時間が長くなりそうです。
だからと云って、予備バッテリーを買って満充電で保存するのはNi-MH電池と違ってLi-ionバッテリーでは御法度です。
また、費用も嵩みます。
予備バッテリーは持たず、高速充電対応するのが一番望ましいように思います。
私の今後の計画等も考慮し14.4Vタイプで、日本セルで価格がリーズナブルである事、電源取り出し方法が簡便で費用が安い事、
そして急速充電が可能で充電器の費用が安い事などで調べてました。
ロワジャパンでは14.4.VタイプLi-ionバッテリーが色々とあります。
E-80S-SA 14,900 円 (SANYO Li-ion 14.4V 6900mAh)
E-80S-PA-107 28,800 円 (SANYO Li-ion 14.4V 10700mAh)
E-90S-LCD   29,800 円 (SANYO Li-ion 14.4V 10400mAh)
充電器はソニー対応で
BP-L90A-AC2 ACアダプター機能付2チャンネル順次急速充電器  価格 18,800 円
充電制御方式:定電流・定電圧(Li-Ion)
●充電電流:16.8V 2A●保護タイマー:約300分
今回はまだバッテリードライブアンプではなく、バッテリードライブUSB-DACなので、容量は少なくてもOKです。
また、BP-L90A-AC2では充電時間もかなり費やす事になりそうですし、何よりも電源取り出しの術が見当たりませんでした。

それで、私が選んだのはロワジャパンではなく、パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41(14.4V 3.1Ah定格容量)です。
プロ向け電動工具は日立、リョービ、マキタ等も有名ですが、バッテリーの大容量タイプではパナソニック電工が業界トップで3.1Ah定格容量です。
EZ9L41をインターネットで検索すると14.4V 3.3Ahとまだ公称容量で表示されている所もありますが、
2010.8 Panasonic電動工具総合カタログのトップには<表示変更のおしらせ>があります。

>欧州電池指令に対応し、電池パックの容量表示を[公称容量]から[定格容量]表示に変更いたします。
>対象品番:EZ9L41,EZ9L61,EZ9L81(3.3Ah→3.1Ah)

私が購入したEZ9L41にはまだ3.3Ahの表示がされたままでしたが、既に3.1Ah表示に切り替わった製品も出回っている事でしょう。
カタログには3.1Ah表示の製品の写真が掲載されています。中身や性能等は全く変わらず、表示変更だけですのでお間違いなく。

私はこちらのお店で全て購入しました。
マルハンズ MULHANDZ
http://mulhandz.net/
(1)パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41(14.4V 3.1Ah定格容量)
私は7,800円で購入しましたが、今は8,800円になっています。
また、7,800円に戻りました。(10/11追記)
http://mulhandz.net/index.cgi?mode=item_view&no=SALE-EZ9L41
バッテリー単品ではこちらが安いです。こちらも併せてご紹介します。7,777円です。
http://item.rakuten.co.jp/kirakubu/10008278/
(2)EZ0L81 パナソニック 充電器 リチウムイオンバッテリーチャージャー
http://mulhandz.net/index.cgi?mode=item_view&no=59Pa-EZ0L81
台数限定!4,800円となっていたので、私は急いで買いました。
なべさんの低電圧ヘッドホンアンプの際は予想が外れて、在庫切れの後すぐに補充されましたがこちらはどうでしょうか。
充電時間は2段階充電方式でEZ9L41の場合、実用充電完了約19分、フル充電完了約38分となっています。
実は納品時にパナ電工電動工具の製品カタログと「マルハンズ新聞」(DMチラシ広告)も同封されていて、
2010年10月セールのお知らせ とあり、
EZ0L81 新型充電器   約76% OFF 3,800円
EZ9L41 14.4Vバッテリー 約58% OFF 7,800円
と製品が紹介されていました。
今現在のインターネット表示価格とはかなり開きがありますね。
責任は負えませんが、ダメ元で価格交渉してみるのも一手かも知れません。
この2点はセットばらし品か何かで、取説、保証書はありませんでした。
(3)パナソニック工事用充電ライト EZ3740(定価:3,885円(税込)→特価:2,380円(税込))
http://mulhandz.net/index.cgi?mode=item_view&no=Pa-EZ3740
これは「電源取り出し用ジグ」として使う為に購入しました。私の苦肉の策です。
その為の加工は困難を極めますし、製品保証対象外になりますので、どうぞ御注意下さい。
あくまでも自己責任で御願い致します。
私の加工方法は一旦充電ライトを分解し端子部に新たに太いリード線を追加ハンダ付けし、そのリード線をボディーに穴を開けて取り出し、別売のDCジャックにハンダ付けしました。
クセノン球の部分で電源を取り出せばもっと簡単ですが、そこまでの線が細い事、途中に電子回路が組み込まれていて、電圧低下時に動作すると電圧が更に急減するので止めました。
首振りの所のリード線処理が実に大変で難しく、細いリード線が傷だらけとなり、いつ断線してもおかしくない状態になりました。なのでお薦めは致しません。
一応これで電源を取り出しつつ、ライトも動作させる事も出来ます。通常はライトがオフで外部に電源を取り出すようにします。
太いリード線を外に引き出さず、スマートにコネクタをボディに固定する事も考えましたが、電源部の接点増加は望ましくないので敢えてリード線を引き出しました。
これで電源に関する接点は電池の部分とUSB-DAC "HUD-mx1"の2箇所のみと最少となりました。
USB-DAC "HUD-mx1"の小型機器の隣にサイズの大きなパナソニック工事用充電ライト EZ3740を置くのは異様な感じを受けましたが、今は慣れてこれも面白いと思っています。
「いい音の為とは云え、よくここまでやるな。」といささか自嘲気味でもあります。
きっと失笑を買うだろうとは思いますが、ここにご紹介します。

こうして2種類のLi-ionバッテリードライブ環境が整いました。
さてUSB-DAC "HUD-mx1"の最終使用レポートですが、結論、バッテリードライブUSB-DAC "HUD-mx1"は申し分ありません。
パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41の方では電源の接点が減った事もあり、更に音がクリアーになったように思います。
試しにライト(クセノン球14.4V 0.55A)を点灯させても電圧は0.1~0.2V程度しか落ちません。
これは驚きました。バッテリーの内部抵抗はかなり低いモノと思われます。音の良さにも当然影響していると思います。
"HUD-mx1"のヘッドホンの音は実に柔らかく、優しい音がして魅力的となりました。
ただ、音が幾分拡がり気味で定位が甘くなる傾向がみられます。
それで私は、"HUD-mx1"+なべさんの低電圧ヘッドホンアンプを接続して聴くようにしました。
定位もシャープに決まり、スガラボットさんご提供の曲からは楽器の生めかしさ、倍音の美しさが感じられます。
また、ボーカルもナチュラルで聴きやすくなり、なべさんの低電圧ヘッドホンアンプ追加の方が私は気に入っています。
この"HUD-mx1"+なべさんの低電圧ヘッドホンアンプをUSB3.0機器が出揃うまでのメインに据えるつもりです。
あと、バッテリーの電圧ですが、
中国製NP-F960/970互換バッテリー 7.4V6600mAh×2 では満充電時16.8V
パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41     では満充電時17.0V でした。
本体にはDC12-15Vと記載されておりますので、電圧が15Vを下がるのは問題ありませんが、
高くなる方では付属のSW電源のDC出力が16.0Vでしたので、上記の値は何とか許容範囲ではと勝手に考えていますが、
既に製品の保証範囲外の使用になっている事にはなります。くれぐれも御注意下さい。
なので、製品保証・無償修理は期待できません。あくまでも自己責任での対応をよろしく御願い致します。

私が最近気に入っているボーカルチェックCDはG2-10046"Live At Blues Alley"の12曲目"What A Wonderful World"です。
「Eva Cassidy エヴァ・キャシディ」もっと注目されても良いヴーカリストだと思います。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000009PO2/ref=pd_luc_mri?ie=UTF8&m=A2EYVADUQ1MM5
[Import, from US]が安くてお薦めです。

またまた、長文・駄文のiPodオヤジでした。
では、また。
No.26: Re: パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41(14.4V 3.1Ah定格容量)について   [No.25への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/10/17 15:16
名前: カフェデTakeFive ID:QxA/vnZ2

パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41(14.4V 3.1Ah定格容量)について(2)

スガラボットさん、USBオーディオに関心のある皆様へ

前回、パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41(14.4V 3.1Ah定格容量)購入についてお知らせしましたが、
こちらの方でも3点全て入手可能でかなり安い事が判りました。
ご参考までにお知らせします。
電動工具の購入も考えておられるであれば、日立、マキタ等も充分選択肢に入ると思います。
良く吟味して、お選び下さい。
あくまでも自己責任で御願い致します。
あるいはもっと安い所もあるかも知れませんが、この「木らく部」で3点かなり安く入手出来そうです。
私も購入時はもっと調べれば良かったと反省しています。

木らく部
(1)パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41(14.4V 3.1Ah定格容量)
前回もご紹介しましたが、7,777円です。
http://item.rakuten.co.jp/kirakubu/10008278/
(2)EZ0L81 パナソニック 充電器 リチウムイオンバッテリーチャージャー
3,800円には届きませんが、4,800円よりは安いです。4,179円です。
http://item.rakuten.co.jp/kirakubu/10015025/
(3)パナソニック工事用充電ライト EZ3740(定価:3,885円(税込)→特価:2,000円(税込))
http://item.rakuten.co.jp/kirakubu/10020139/

10/17 追記
パナソニック工事用充電ライト EZ3740は税込みだと→特価:2,100円(税込)が正しいです。
お詫びして訂正します。
私は充電ライト EZ3740 2号機は「木らく部」で購入しました。
この2台のパナソニック工事用充電ライト EZ3740 + Li-ionバッテリーEZ9L41(14.4V 3.1Ah定格容量)で、
±15V用の電源を完成させる予定です。

では、また。
No.27: Re^2: パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41(14.4V 3.1Ah定格容量)について   [No.26への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/10/22 19:22
名前: カフェデTakeFive ID:NeLgd85E

パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41(14.4V 3.1Ah定格容量)について(3)

スガラボットさん、USBオーディオに関心のある皆様へ

今回はパナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41の最終使用レポートを御報告させて戴きます。

充電ライト EZ3740 2号機の改造も終わりました。やはり苦労します。
でも、これで±15V用の電源が完成した事になります。

さて中国製NP-F960/970互換バッテリー 7.4V6600mAh×2本とパナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41を導入して
ほぼ両者の特長と気になる点が明確になってきました。

(A)フル充電時間の比較

中国製NP-F960/970互換バッテリー 7.4V6600mAhは残念ながら、品番、生産国等の表示がなく、こう呼称するしか方法がありません。
こちらを使用していて、過放電にしてしまったらしく電圧が0Vになっている事に気づき、あわてて充電を開始しました。
0→100%の充電時間が気になっていたので、併せて測定しました。
充電器は前回もお知らせした通り、ロワジャパン製の2種類の充電器です。
充電器ベース AVの中身を確認した処、回路はICや数多くの抵抗等もあります。
金田式の12V SW電源+抵抗のような簡便な物ではなさそうです。

(1)SONY NP-FM50. QM71. F550. 750. 960 の モバイルチャージャー
NP-FM50-AC1 価格\1,290(送料込み、アマゾンでも購入可)
(2)ロワジャパン 組合せ式の充電器(送料込み、ロワジャパンでのみ購入可)
  12V1A SW電源 AC-1     1,000円
  充電器ベース AV       1,150円
専用プレート NP-F960-PL    500円(合計2,650円)

が、結果は(1)で15時間以上(正確には眠くて測定出来ませんでした)また(2)で約14時間でした。
正直云ってこれでは使えないと思います。がっかりしました。
電圧は各々測定していませんが、前回のフル充電時2個で16.8Vが今回は17.2Vとなりました。
この電圧ではひょっとして過充電になってはいないかと心配にもなりました。

一方パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41の場合、パナソニック 急速充電器EZ0L81でフル充電38分ですし、常にフル充電の電圧は17.0V一定です。
充電効率(私が勝手に考えた概念ですが、充電効率=充電された総電力量Wh/充電に要した総電力量Wh×100%)も
中国製NP-F960/970互換バッテリー 7.4V6600mAh+ロワジャパン製の2種類の充電器では充電電流が流れ回路がいつまでも熱く、極端に悪そうに感じました。
とてもエコ充電とは云えない気がしました。(EZ9L41は充電池の容量48Whの表示があります。)
NP-F960/970の専用充電器を利用してもやはり一晩位は必要なのでしょうか。

(B)音質の比較

これはあくまでも個人の感想であり、USB-DAC "HUD-mx1"との接続で感じただけで他の機器でも同じかどうかは定かではありません。
なので絶対ではありませんので、そのつもりでお読み下さい。
最初、私もなかなか気付きませんでしたが、交互に電源を交換して聴いてみると明らかに音が違うので大変驚いた次第です。
内部抵抗の低いLi-ionバッテリーで音質差が生じるとは信じられませんでした。
しかも容量差がありますので、当然中国製NP-F960/970互換バッテリー 7.4V6600mAの方が余裕もあり、音も良いと私は思っていました。
しかし結果は逆で、パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41の方が音が良いのです。
中国製NP-F960/970互換バッテリー 7.4V6600mAでは、音が優しく、ボーカルも自然で良いのですが、音域が低音にシフトして籠もったような音で、楽器の音色も冴えません。
一方パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41の場合は音域が拡がり、ボーカル、楽器がよりクリアーに冴え渡り、聴いていてほっとさせられます。
公正さを保つために、接続ケーブルの種類、長さ、そして、接点クリーナーでの清掃も試みましたが、それなりの改善は感じられるのですが、根本的には変わりありませんでした。
金田式のように接点をハンダ付けすれば、あるいはもっと変わるのかも知れませんが、これは試していません。
それで実にアバウト(テスター)で簡便な方法ですが、バッテリーの内部抵抗を測定し比較してみました。
電源取り出し用に利用している充電ライト EZ3740をON-OFFして電圧差を測定し、充電ライト(クセノン球14.4V 0.55A)の電流で計算しました。

中国製NP-F960/970互換バッテリー      ( 7.4V6600mAh×2) 0.3V/0.55A=0.545Ω
パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41 (14.4V 3.1A )   0.1V/0.55A=0.182Ω

ざくっと、3倍の開きがあります。
これがそのまま音質差として影響したとは思いませんが、
かと云って、バッテリーは電源供給ばかりでなくキャパシタCの働きもあり、もしESR 等価直列抵抗の大小ととらえた場合、要因として全く否定も出来ないかと思います。

今回、確認出来た内容からもパナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41の選択と導入は間違っていなかったと私は思います。
あと、サイクル寿命についての記載や説明がなかったので、直接「お客様ご相談センター」に問い合わせました。
従来のパナソニック電動工具で使われるNi-MH電池で約500回、Li-ionバッテリーEZ9L41シリーズはその約2倍の1000回位になりますとの回答でした。
使用回数を含めたコストパーフォーマンスもかなり高い事が判り、これも安心しました。
またカタログでは従来のマンガン系リチウム電池に比べ、
内部抵抗の少ないコバルト系となり、より大きな出力が取り出せ、温度が上がりにくいので熱による寿命劣化が少ないと解説されています。

良い事ずくめで喜んでいますが、一点御注意して戴きたい事があります。
パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41でも過放電には充分に御注意下さい。
パナソニック工事用充電ライト EZ3740では「電池切れが判る お知らせ機能付き」となっています。

>電圧が低下すると減光し、本体後部LEDランプが点滅して電池切れを予告。
>不意に消える前に電池パックが交換できます。
>(カットオフ設定電圧まで低下した時には自動消灯します。)

それでLEDランプが点滅して電池切れを予告する電圧を確認した処、14.4Vでした。
つまり、Li-ionバッテリーEZ9L41は17.0V-14.4Vまでが使用出来る電圧範囲となります。
私は知らずに放置して、5Vまで過放電してしまい、慌てて充電しましたがこれが簡単に充電出来ませんでした。
グリーンとオレンジのランプが同時点滅します。取説を見ると

>「充電不可」電池パックの故障→別の電池パックに交換して下さい。

まだ、殆ど使用していないのにもう故障とは困ったと正直焦りました。
仕方なく何度もバッテリーを充電器から抜き差しすると
(1)「充電中」(グリーンの点灯)→(2)「充電不可」(グリーンとオレンジの同時点滅)を繰り返し、
少しずつ(1)「充電中」の時間が増え、正規の充電を開始するようになりました。
その時の電圧が7V位でした。
なので7V以下の過放電にすると充電を拒否されるようです。
御注意下さい。
5Vでは10回程度の抜き差しで回避出来ましたが、0Vではどうなるでしょうか。
これは何とか充電器側で回避モードを選択出来るようにして欲しいと私は思いました。

また希望としては容量を1.5倍、2倍にUPしたバッテリーがシリーズ化されて金田式バッテリードライブアンプにも使えるようになると嬉しいですね。
今のままだと片チャンネルずつのモノラルアンプにしないと使用出来ないかと思います。

Li-ionバッテリーは使い方を誤ると怖いと云うイメージがありますが、今まで2種類のLi-ionバッテリーを使った限りではそんな不安はありませんでした。
ただ、今回の機器加工や使用方法は製品保証の対象外ですので、自己責任で充分に注意した上でチャレンジしてみて下さい。

ロワジャパンで買い物したら、こんな内容もメールにありました。
Li-ionバッテリーの使い方として参考にして下さい。
転載禁止等は記されていないので、大丈夫と思います。
ロワジャパンさん、有り難うございます。

>★★ロワ太郎のバッテリ使用習慣★★★
>        
>×)バッテリーが届いてから、そのまま放置
>◎)バッテリーが到着後、すぐに満充電をし、普通の使用で残量が空になるまで使用、その後、再度満充電。
>  この充放電の繰り返しを3回~5回する。
>
>×)旅行や運動会などの使用機会がないので引き出しに長期間保管
>◎)二週間に一度は取り出し、ご使用なさるのがベストです。
>  1ヶ月以上使用しない場合はバッテリーの性能維持の為に、30~40%程度の充電残量状態で本体から取り外し、冷暗所に保管してください
>
>×)オリジナル(純正品)を使い切ってからロワのバッテリーを予備で使用
>◎)オリジナルとロワのバッテリーをお持ちの場合は、交互で使用すること。
> バッテリーは長期間使用しないと、バッテリー内の化学反応がなくなる可能性があります。
>
>×)バッテリーをカメラに入れたままで保管
>◎)バッテリーを本体に取り付けておきますと、本体の電源が切れた状態でも少しずつ放電されます。
>  この状態が長期間(数ヶ月以上)続くとバッテリーが過放電状態になり、性能が劣化する可能性があります。
>
>×)車の中にそのまま置くこと
>◎)炎天下の閉め切った車内など湿度の高い場所でバッテリーを保管しますと、劣化が進み、膨張などの危険があります。
>  バッテリーは10~30℃の場所で保管して下さい。
>
>×)旅行前夜、寝る前にベットのそばのコンセントに充電器を差し、不安定な場所で、寝ている間に充電
>◎)周りに何もないところで、状況を確認しながら充電してください
> 万が一、ご使用方法の誤りによってバッテリの落下、温度の高い場所での保存等で発熱、発火が起きた場合、火災になる恐れがあります
>
>×)商品の調子がおかしい?自分で修理加工してみる
>◎)商品を分解、加工した場合、保証対象外となり、また危険が起きる可能性もございますので、まず弊社にご連絡ください


またまた、長文・駄文のiPodオヤジでした。
では、また。

10/22追記
パナソニック工事用充電ライト EZ3740に引き続き、Li-ionバッテリーEZ9L41も「木らく部」で追加分を購入しました。
こちらは表示が最新の14.4V 3.1Aのシールが貼られていました。
どうせなら、最新の表示で安い方が良いですね。
「木らく部」をお薦めしますが、もっと安い所があるかも知れません。

では、また。
No.28: Re^3: パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41(14.4V 3.1Ah定格容量)について   [No.27への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2016/03/05 15:59
名前: 博美 ID:F41759Is
参照: http://www.senmontokei.com

思い当たるのは カーネル・ストリーミングモードというのが 出力フォーマットは 44.1kHz で 32bit 設定になっている点ですね。それでこれを 16bit にして見たのですが、やはり違う。カーネル・ストリーミングモードって中身を弄っているんじゃないの???
No.29: Re: HUD-mx1について      レスする ←引用して返信
日時: 2016/11/10 15:49
名前: イシイ オトワ ID:gs38TzmM
参照: http://www.jptokeiok.com/

(1)SONY NP-FM50. QM71. F550. 750. 960 の モバイルチャージャー
NP-FM50-AC1 価格\1,290(送料込み、アマゾンでも購入可)
(2)ロワジャパン 組合せ式の充電器(送料込み、ロワジャパンでのみ購入可)
  12V1A SW電源 AC-1     1,000円
  充電器ベース AV       1,150円
専用プレート NP-F960-PL    500円(合計2,650円)

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